古代人は、なぜ死者を恐れたのか?|埋葬されない魂と、死者を鎮める儀式の文化史
はじめに|死者に助けを求めた古代エジプト人 今から約4,000年前、古代エジプトのある男性が、亡くなった両親に手紙を書いた。 彼の名はシェプシ(Shepsi)。手紙は、供物を入れる陶器の器に記されていた。器の内側には父親...
幽霊はじめに|死者に助けを求めた古代エジプト人 今から約4,000年前、古代エジプトのある男性が、亡くなった両親に手紙を書いた。 彼の名はシェプシ(Shepsi)。手紙は、供物を入れる陶器の器に記されていた。器の内側には父親...
ハロウィンハロウィンになると、骸骨の飾りが街に現れます。玄関先に座っていたり、音楽に合わせて踊っていたり、なかには笑っているものもあります。 しかし、考えてみると不思議な存在です。 骸骨は、本来、人間の死を連想させるものです。それ...
幽霊はじめに|怪談は誰の死を忘れさせないのか 2026年10月6日、アメリカのベイラー大学の学生新聞『The Baylor Lariat』に、キリスト教と幽霊への信仰を扱った記事が掲載されました。 Religion &...
幽霊「幽霊を思い浮かべてください」と言われたら、どんな姿を想像するでしょうか。 白い服。長い髪。青白い顔。うつむいた女性。 日本なら、お岩やお菊。現代のホラーまで含めれば、長い黒髪の女性というイメージは、幽霊の典型のひとつに...
幽霊以前、『ゴーストランド――幽霊のいるアメリカ史』を読んだことをきっかけに、「幽霊は誰でもなれるのか?」ということを考えました。 アメリカの幽霊譚を見ていくと、名前や人生まで詳しく語られる幽霊がいる一方で、歴史上確かに存在...
幽霊幽霊の話を読んでいると、ときどき妙なことが気になります。 もし幽霊が「死んだ人の霊」なのだとしたら、亡くなった人なら誰でも幽霊になってもおかしくないはずです。 ところが、コリン・ディッキーの『ゴーストランド――幽霊のいる...
幽霊人が死んだあと、自分自身の「生き方」が目の前に現れるとしたら、どんな姿をしているのでしょうか。 古代イランに起源を持つゾロアスター教の死後観には、不思議な物語があります。人が死ぬと、魂はすぐに遠い世界へ旅立つのではなく、...
幽霊人は死んだあと、どこへ行くのでしょうか。 天国か、地獄か。現代では、生前の行いによって死後の行き先が決まるという考えを思い浮かべる人も多いでしょう。 しかし、アステカを含むナワの人々が考えた死後世界は、少し違いました。病...