驚異と怪異の世界:福岡市博物館の特別展示を探訪

こんにちは。

2023年4月に福岡市博物館に足を運び、特別展示「驚異と怪異――想像界の生きものたち」を楽しんできました。

妖怪と幻獣のファンにはたまらない展示内容で、以下に印象に残ったものをご紹介します。

1. 悪魔踊りの仮面

この仮面はアンデス高地、アイマラ人地域の祭りで使用され、その踊りは祭りを代表するものです。

2. 舞踊劇ワヤン・オランの衣装(ジャタユ)

ラーマーヤナに登場する鷲の王、ジャタユの衣装。彼は魔王ラーヴァナに立ち向かい、命を捧げる姿が印象的です。

3. バロンダンスの衣装(ランダ)

インドネシアのバリ島で行われる舞踏の衣装。その美しさに魅了されました。

4. ヴェヒガンテの衣装

プエルトリコの伝説的な存在、ヴェヒガンテの衣装。その存在感に圧倒されます。

5. 福岡県久留米市の観音寺に安置されている牛鬼の手

牛鬼は牛の頭と鬼の体を持った化け物で、金光上人が退治したと伝えられています。その強さに感嘆しました。

6. 呪具(トゥピラク)

グリーンランド・イヌイットの悪霊像。かつては呪い殺すために使われたもので、現在は観光土産品として制作されています。その奇妙な姿勢に驚きました。

7. やごろどんの下駄と刀

宮崎県や鹿児島県に伝わる巨人、やごろどんの関連アイテム。彼らの伝説に触れる機会を楽しみにしています。

8. メキシコの昆虫仮面

収集家ドナルド・コードリーの収蔵品で、昆虫と人間を組み合わせた不気味な仮面。かぶるのは少し勇気が必要ですね。

9. 蛸の版画

蛸の版画がグッズとして欲しいくらい、その美しさに魅了されました。

他にも魅力的な展示はたくさんありましたが、紹介は以上です。

福岡市博物館のこの特別展示は、驚きと興奮に満ちたもので、妖怪や幻獣のファンには見逃せないものでした。

もう展示期間は終了しているのですが、公式図録「驚異と怪異――想像界の生きものたち(国立民族博物館)があるので是非読んでみてください!👻🌟

さて、最後に質問をひとつ。

妖怪、幻獣、または他の驚異的な存在の中で、あなたが一番好きなものは何ですか?

ぜひ、コメントでシェアしてください。あなたのお気に入りについて聞かせていただけるのを楽しみにしています!

(ちなみに、私は九尾の狐が好きです!)

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「埋もれた歴史を発掘・発信」をテーマに薩摩の地でイベント企画や商品開発、情報発信をしていました。( 山城の観光記念符「城郭符」や、歴史和菓子「雪窓院」を企画など)