1. はじめに
子どもたちに大人気の「ようかいしりとり」をご存じですか?
これは、絵本作家のおくはらゆめさんが歌詞とアニメーション原画を手がけた作品で、歌としても絵本としても多くの子どもたちに愛されています。
私の娘も「ようかいしりとり」が大好きで、YouTubeで歌を聴いたり、絵本を持ってきて「読んで」とせがんできます。
私自身もこの歌を何度も聴くうちに、すっかり歌詞を覚えてしまい、いつでも娘と一緒に歌えるようになりました。
この歌には、知っている妖怪もいれば、初めて知る妖怪も登場します。
私も調べていくうちに、妖怪たちの魅力に引き込まれ、ますます興味を持つようになりました。
この記事では、「ようかいしりとり」に登場する妖怪たちを一つずつ紹介し、その背後にある伝承や特徴を詳しく解説します。
妖怪たちの世界に少しでも興味を持っていただければ幸いです。それでは、楽しい妖怪しりとりの世界へご案内しましょう。
2.ようかいしりとりに出てくる妖怪たちの紹介
ろくろっ首から始まる一番と、座敷わらしから始まる二番の歌で構成されています。
一番の歌
①ろくろっくび
ろくろっ首(ろくろっくび)は、日本の妖怪で、首が異常に伸びる女性の姿をしています。
この妖怪には、首が身体から離れて飛び回るタイプと、寝ている間に首が長く伸びるタイプの2種類が存在します。
飛び回るタイプは、首が抜けて自由に飛び回り、人々を驚かせるだけでなく、時には血を吸うとされる恐ろしい存在です。このタイプは、首と身体が離れた間に本体が動かされると、首が戻れなくなるという弱点があります。
一方、寝ている間に首が長く伸びるタイプは、寝ている女性の首が異常に伸び、その姿がまるで蛇のように見えると言われています。
ろくろ首は、江戸時代から多くの絵巻や文献に登場し、特に女性に多い妖怪として知られています。その存在は、見た者に不幸をもたらすとされ、恐れられてきました。
②びんぼうがみ
貧乏神(びんぼうがみ)は、日本の昔話や民間伝承に登場する妖怪で、取りついた家や人に貧困をもたらす存在として知られています。
貧乏神は、薄汚れた老人の姿で描かれることが多く、痩せこけた体に青ざめた顔色を持ち、その手には渋団扇を持っています。
貧乏神は怠け者を好み、家に住み着くとその家の財産が減り、生活が困窮するという伝承があります。
一方で、貧乏神を追い払う方法として、新潟では大晦日に囲炉裏で火を焚き、貧乏神が熱がって逃げていくと信じられています。
また、愛媛県では囲炉裏の火を掘り返すと貧乏神が出るという俗信があり、地域ごとにさまざまな対策が伝えられています。
東京都には貧乏神を祀る神社があり、そこでは貧乏神を祀ることで逆に福を招くとされています。
こうした貧乏神の存在は、日本各地で人々の生活や信仰と深く結びついています。
③みつめこぞう
三つ目小僧(みつめこぞう)は、額に第三の目を持つ子供の妖怪です。
この第三の目は、すべてを見通す力を持つとされ、特に隠し事や嘘を見破る能力があると伝えられています。
三つ目小僧は、日本各地で異なる姿や役割で伝承されており、時にはタヌキが化けた姿としても登場します。
例えば、東京の下谷にある高厳寺では、百年以上前に住んでいたタヌキが三つ目小僧に化けて人々を驚かせたという話があります。
また、大阪では見世物小屋の親方が、小僧に作り物の目玉を付けて三つ目小僧として人々を騙したという逸話もあります。
江戸時代には、三つ目小僧を題材にした狂歌や、工具の錐(きり)と三つ目小僧を掛け合わせた歌も存在し、当時の人々にとっては恐れと共に楽しさをもたらす存在だったようです。
④うみぼうず
海坊主(うみぼうず)は、日本の海に現れる巨大な妖怪で、特に夜間にその姿を現します。
黒い坊主頭の巨人として描かれることが多く、その大きさは数メートルから数十メートルにも及ぶと言われています。海坊主は、船に突然現れて破壊をもたらし、乗組員たちを恐怖に陥れます。
この妖怪は、特に嵐の夜や霧の深い日に現れることが多く、船乗りたちの間で恐れられてきました。
また、船幽霊と混同されることもあり、「杓子を貸せ」と言って船を沈めるという話も伝えられています。
地域ごとにさまざまな伝承があり、例えば青森県では、海坊主に遭遇した船は最初に捕れた魚を捧げることで難を逃れるとされています。
また、愛媛県では、海坊主を見ると長寿になるという一風変わった伝承もあります。
海坊主は、海の恐怖を象徴する妖怪として、今でも多くの人々に語り継がれています。
⑤ずんべらぼう
ずんべらぼう(またはずべらぼう)は、日本に伝わるのっぺらぼうの別名や亜種とされる妖怪で、顔には目、鼻、口がない、つるつるとした顔が特徴です。
主に人を驚かせる目的で現れるこの妖怪は、特に江戸時代に多くの伝承が残っています。
ずんべらぼうは、のっぺらぼうよりも凶悪な性質を持つとされ、津軽弘前(青森県)の伝承では、のど自慢の男を驚かせてショック死させたという話があります。
ずんべらぼうは、のっぺらぼうと同様に、顔がないという異常な外見で人々に恐怖心を与えますが、時にはその恐怖が命に関わることもありました。
この妖怪は、幽霊や亡霊と同様に、人々の心に深い不安を植え付ける存在として描かれています。
⑥うまつき
馬憑き(うまつき)は、死んだ馬の霊が人に取り憑いて苦しめるという妖怪です。
馬憑きは、特に馬を粗末に扱った者に取り憑くとされ、取り憑かれた者は次第に馬のような行動を取り始めます。
例えば、馬のように暴れたり、飼い主を噛んだりするような行動が見られることがあり、最終的には精神に異常をきたして死に至ることが多いとされています。
馬憑きの伝承は、日本各地で語り継がれており、特に農村部では馬を大切にすることが重要視されていました。
この妖怪の存在は、仏教の教えにおける生き物を粗末に扱わないことへの戒めとしての側面もあり、馬を丁寧に扱うことの大切さを教えるための物語としても伝えられています。
⑦きつねび
狐火(きつねび)は、日本各地に伝わる怪火で、主に夜間に提灯や松明のような光として現れます。
狐火は、狐が人を惑わせるために放つ火であるとされ、その数は十個から数百個にも及ぶことがあります。
火の色は赤やオレンジ、時には青みがかった光を放つことがあり、特に蒸し暑い夏の夜や天気の変わり目に現れることが多いです。
長野県では、狐火に遭遇すると高熱に侵されるという伝承があり、狐火を見た者は病気になると恐れられていました。
しかし、一方で、狐火が城を建てる場所を案内するなど、狐火が助けとなる伝説も存在します。
狐火の正体については、狐の吐息や尾から発せられる光であるという説や、物理的な光の屈折現象であるとする説などがありますが、その神秘的な性質は未だに完全には解明されていません。
⑧ビジンサマ
ビジンサマは、長野県に伝わる山の神の一種で、特に山仕事を休む日とされる日に現れると伝えられています。
ビジンサマは黒雲に包まれた大きな丸い玉の姿をしており、その周りには赤や青の紙片が揺れているとされています。
この妖怪は、木がうなるような音を立てて現れ、見た者に強い印象を与えます。
ビジンサマが現れる日は、山に入ることが禁忌とされており、この日は山仕事を休む習慣が守られています。
この伝承は、山の神への畏敬の念と結びついており、山の神の怒りを買わないようにするための戒めとして語り継がれています。
また、ビジンサマを見た者には幸運が訪れるという伝承もあり、その神秘的な姿と力は、山の神信仰の一環として人々の心に深く根付いています。
⑨まくらがえし
枕返し(まくらがえし)は、日本の妖怪で、夜中に人の枕をひっくり返すといういたずらをすることで知られています。
枕返しは、特に江戸時代から多くの伝承が残っており、その姿は子供や坊主の姿をしているとされていますが、具体的な外見については不明確な点が多いです。
枕返しの伝承は、魂が肉体に戻る際に枕が正しい位置にないと戻れなくなるという信仰から生まれたと考えられており、この妖怪が現れると、魂が迷子になってしまうと恐れられていました。
枕返しは、亡霊や動物が関与しているとされることもあり、寺院でもその伝説が伝えられています。
現代では、枕返しは単なる悪戯として認識されることが多くなりましたが、その背景には、古くからの霊的な信仰が深く関わっていることがうかがえます。
⑩しらぬい
不知火(しらぬい)は、九州の八代海や有明海で旧暦8月1日の風の弱い新月の夜などに現れる怪火です。
しらぬいは、海上に多数の火の光が現れる現象で、特に漁師たちに恐れられてきました。
この怪火は、漁火が大気光学現象により異常屈折して見えるものであると考えられていますが、古くからは神秘的な現象として語り継がれてきました。
昭和時代の研究によれば、しらぬいは海水温度の上昇や干潮による干潟の出現、急激な放射冷却などが重なることで生じるとされています。
現在では、埋め立てや海水汚染、電灯の普及によりしらぬいを見ることは難しくなっていますが、その伝説は今でも多くの人々に語り継がれています。
⑪いったんもめん
一反木綿(いったんもめん)は、鹿児島県肝属郡高山町に伝わる妖怪で、長さ約10.6メートル、幅約30センチメートルの布のような形状をしています。
この妖怪は、夕暮れ時に空をひらひらと飛び、人の首に巻きついて窒息させると伝えられています。
一反木綿は、特に遅くまで遊んでいる子供たちに対する戒めとして語り継がれており、その恐ろしさは人々の心に深く刻まれています。
また、一反木綿に巻きつかれた場合、刀で切り裂くと布が消え、手には血が残るという伝承もあります。
この妖怪の存在は、子供たちに夜遊びの危険性を教えるための物語としても機能しており、地域社会において重要な役割を果たしてきました。
二番の歌
⑫ざしきわらし
座敷童子(ざしきわらし)は、主に岩手県に伝わる妖怪で、家に幸運をもたらす存在として知られています。
座敷童子は、家の中に住む5、6歳くらいの子供の姿をしており、男の子は黒っぽい着物、女の子は赤いちゃんちゃんこや小袖を着ています。
この妖怪が住み着いた家は栄え、逆に座敷童子が去ると家は衰退すると言われています。
また、座敷童子はいたずら好きで、家の中に小さな足跡を残したり、夜中に音を立てたりすることがあります。
座敷童子を見た者には幸運が訪れるとされており、そのため、座敷童子に出会える宿として知られる場所も存在します。
座敷童子の伝承は、家族や家の繁栄と深く結びついており、その存在は家族の絆を象徴するものとしても語り継がれています。
⑬しちほだ
七歩蛇(しちほだ)は、京都の東山に現れる小さな蛇の妖怪で、体長約12センチメートル、龍に似た姿をしています。
真っ赤な体に金色の鱗が輝き、耳が立っているという特徴的な外見を持っています。この蛇に噛まれると、猛毒によって七歩以内に死んでしまうため、「七歩蛇」と呼ばれています。
しちほだは非常に危険な存在として恐れられており、その伝承は特に京都周辺で強く残っています。
この妖怪に関する話は、特定の屋敷で退治されたという伝説や、しちほだに遭遇した者の末路など、多くの物語が語り継がれています。
また、しちほだは、その毒性の強さから、古くから呪いや災いを象徴する存在としても恐れられてきました。
⑭ダイダラボッチ
ダイダラボッチは、日本各地に伝わる巨人の妖怪で、山や湖を作ったとされる伝承があります。
この巨人は、特に国づくりの神に対する信仰から生まれたと考えられ、その力強さと巨体は人々に畏怖の念を抱かせました。
江戸時代後期の書物では、ダイダラボッチが一歩を踏み出すたびに地形が変わり、新たな山や湖が形成されるという伝説が紹介されています。
ダイダラボッチは、日本各地で山や川、湖の形成に関与したとされる物語が存在し、その巨体と力強さは人々に畏敬の念を抱かせました。
彼の存在は、自然そのものと神々とのつながりを象徴するものであり、国土の形成と繁栄に関わる重要な存在として尊ばれてきました。
⑮ちょうちんおばけ
提灯お化け(ちょうちんおばけ)は、古い提灯が妖怪化したものとして知られています。
江戸時代以降、多くの浮世絵や絵本に描かれ、特にお化け屋敷の演出として人気がありました。
提灯お化けは、提灯が上下に割れ、その割れ目が口となり長い舌が飛び出す姿で描かれることが多いです。
また、一つ目や二つ目が上部にあり、手や足、翼が生えることもあります。提灯お化けは、江戸時代の人々にとっては身近な存在であり、恐怖心を煽ると同時に、妖怪という存在が人々の生活に深く根付いていたことを示しています。
また、提灯お化けは、古いものが妖怪になるという「付喪神」の一例としても知られており、長年使用された物が魂を持つという日本の独特な信仰が背景にあります。
⑯けらけらおんな
倩兮女(けらけらおんな)は、鳥山石燕の江戸時代の妖怪画集『今昔百鬼拾遺』に登場する巨大な女性の妖怪です。
この妖怪は、着物姿で塀越しに大きな口を開けて笑う姿が特徴で、その笑い声は特定の人にしか聞こえず、気の弱い者を気絶させる力があるとされています。
倩兮女は、中国の文人・宋玉が隣の美女に3年間誘惑されても心を動かされなかった故事に関連付けられており、石燕はこの妖怪を淫婦の霊として描いています。
また、現代の文献では、けらけらおんなは人通りのない道で笑い声を響かせ、人々を驚かせる存在とされています。
その笑い声は、特に夜道を歩く人々にとっては恐怖の象徴であり、その声を聞いた者は恐怖で動けなくなると伝えられています。
⑰なきばばあ
夜泣き婆(なきばばあ)は、与謝蕪村の『蕪村妖怪絵巻』に描かれている妖怪で、特に静岡県磐田市の見附宿に現れることで知られています。
夜泣き婆は、憂いのある家の前で泣き、その家に不幸が訪れる前兆として恐れられています。
この妖怪は、特に病気や死を知らせる存在として恐れられており、その姿を見た者は皆泣き出すとされています。
また、夜泣き婆は葬儀の際にも現れ、喪主のように大声で泣いて参列者の涙を誘うことがあります。
夜泣き婆は、疫病神に近い存在としても捉えられ、不幸や災難をもたらす妖怪として恐れられてきました。
現代でも、この妖怪の存在は、病気や死と関連付けられて語り継がれています。
⑱あまのじゃく
天邪鬼(あまのじゃく)は、人の心を読んで悪戯をする小鬼として知られる妖怪です。
天邪鬼は、相手の意に反する行動を取らせる力を持ち、しばしば人間の煩悩や欲望を象徴する存在として描かれています。
仏教では、天邪鬼は四天王や執金剛神に踏みつけられる悪鬼として描かれ、煩悩や邪悪な心を象徴するものとされています。
天邪鬼の伝承は、日本各地で異なる形で語り継がれており、地方によっては木霊や山彦、巨人のような存在としても描かれています。
現代では、「ひねくれ者」や「つむじ曲がり」を指す言葉としても使われ、悪戯好きで反抗的なキャラクターとして、さまざまな物語やメディアに登場しています。
⑲くらげのひのたま
海月の火の玉(くらげのひのたま)は、海の近くを飛び回る鬼火の一種として知られる妖怪で、江戸時代の『三州奇談』に登場します。
この火の玉は、海辺をさまよう海月(くらげ)が妖怪化したものと考えられ、その正体は赤く透き通った粘着質の物質であると伝えられています。
武士が遭遇した際、この火の玉を斬ると、それが二つに割れ、赤い物質が顔に貼り付いたという話があります。
くらげのひのたまは、特に夜の海で目撃されることが多く、海を渡る船乗りたちにとっては不吉な前兆として恐れられてきました。
この妖怪は、海に関連する怪異の一つとして、日本の海洋文化と深く結びついています。
⑳まめだぬき
豆狸(まめだぬき)は、西日本に伝わるタヌキの妖怪で、江戸時代の奇談集『絵本百物語』にも記述があります。
豆狸は、山陽地方や兵庫県、徳島県などで異なる姿や役割で伝承されています。
例えば、兵庫県では酒造りの場に現れ、酒蔵でいたずらをする妖怪として知られています。
また、徳島県では夜に山頂に火を灯し、翌日の雨を予告する存在として語られています。
豆狸は、時に人に憑くこともありますが、悪さをした者に限り、憑かれるとその者の運気が下がるとされています。
『絵本百物語』では、豆狸は犬ほどの大きさで、広げると八畳もある陰嚢を持ち、幻を見せたり他の者に化けたりする能力があるとされています。
豆狸の伝承は、西日本各地で今なお語り継がれており、地域の文化や信仰と深く結びついています。
㉑キムナイヌ
キムナイヌは、北海道の大雪山に伝わる力持ちの妖怪で、非常に足が速く、クマさえも手で捕まえて殺すことができるとされています。
この妖怪は、石狩川の奥地に住んでおり、山中で困っている人々を助けることもあると言われています。
特に、荷物が重くて運べない時にはキムナイヌを呼ぶと助けてくれるとされますが、注意すべき点は、キムナイヌに「禿げ頭」と言ってはいけないということです。
これを言うと、キムナイヌは怒り、災いをもたらすとされています。
また、キムナイヌはタバコを吸うのが好きで、タバコを差し出すと人を害することはないとも伝えられています。
風もないのに大木が倒れるときは、キムナイヌの仕業とされ、その場合には特定の言葉を唱えることで退散させることができると言われています。
㉒ぬらりひょん
ぬらりひょんは、日本の妖怪で、家に忍び込み、主人のように振る舞う謎の存在として知られています。
江戸時代から多くの絵巻物に描かれ、はげ頭の老人の姿で、着物や袈裟を着ていることが多いです。
ぬらりひょんは、もともと岡山県の伝承で、海坊主に類する球状の妖怪として語られていましたが、後に家に忍び込み、家の主人のように振る舞う存在として知られるようになりました。
秋田県では百鬼夜行の一員としても語られており、現代では「妖怪の総大将」としてのイメージが広まりました。
ぬらりひょんは、家に忍び込むとまるで自分がその家の主人であるかのように振る舞い、誰もその存在を咎めないという不思議な力を持っています。
昭和・平成以降、水木しげるや佐藤有文の妖怪図鑑、テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』などの影響で、その存在は広く知られるようになり、日本の妖怪文化において重要な役割を担うようになりました。
3. さいごに
「ようかいしりとり」に登場する妖怪たちを一つずつ紹介してきましたが、それぞれの妖怪には日本の風土や文化、そして人々の想像力が織り交ぜられた独自の物語が存在します。
しりとりを通じて次々と現れるこれらの妖怪たちは、単なる遊びの対象ではなく、日本の伝統や歴史を感じさせてくれる存在でもあります。
現代の子どもたちにとって、妖怪は少し怖いけれどもどこか親しみやすいキャラクターとして映るでしょう。
一方で、大人にとっては、幼少期に触れた妖怪たちとの再会や、新たな発見の場になるかもしれません。
「ようかいしりとり」をきっかけに、妖怪たちの世界に少しでも興味を持っていただけたなら嬉しいです。
ぜひ、家族や友人と一緒に妖怪しりとりを楽しみながら、日本の妖怪たちについてさらに深く知ってみてください。
私自身も、妖怪博士とは言えないまでも、これからもっと妖怪について知りたいと思うようになりました。妖怪たちにしりとりを挑まれても大丈夫なくらいにはしておきたいです!
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