煙の力で茅葺屋根を守る!旧増田家住宅で行われている「燻蒸」とは?

こんにちは。茅葺屋根の家に住んでみたいスーグル(@vsoogle)です。

鹿児島県薩摩川内市入来町にある入来麓武家屋敷群。旧増田家住宅はそのシンボルだ。

その旧増田家住宅の茅葺屋根から煙が吹き出している!緊急事態!

これは火事ではなく、燻蒸作業中の様子だ。今回は燻蒸について紹介。

燻蒸(くんじょう)とは?

燻蒸(くんじょう、英: Fumigation)は、主に害虫駆除や防カビ・殺菌の目的で、気体の薬剤を対象に浸透させる方法。

出典:Wikipedia

燻蒸により、茅葺屋根の防虫・防腐・殺菌効果や、屋敷の柱や梁にすすを付着させることで、耐用年数を高める効果があるるとされている。

博物館では薬品を用いて、文化財を一部屋に集め、燻蒸している。

旧増田家住宅では毎月第三月曜日に、囲炉裏で杉の葉を燃やして、茅葺屋根に煙を充満させて燻蒸する作業が行われている。

燻蒸中の屋内

旧増田家住宅の屋内にあるいろりで杉の葉を燃やす。

燃えすぎないように、杉に水分を含ませながら燃やしている。

燻蒸中の屋外

茅葺屋根から煙が溢れ出ている。

燻蒸を知らない人が見て火事と勘違いするくらいの煙が出る。

まとめ

燻蒸で茅葺屋根や柱、梁の耐用年数を高めることができる。これをするだけで10年は長持ちするとのことだ。文化財は、先人たちの知恵で守られているんだと実感。

燻蒸は第三月曜日にやっているので、見学したい方はどうぞ。ちなみに、燻蒸を見学したら服と髪の毛に煙のにおいが着くので注意。

MAP:旧増田家住宅

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「埋もれた歴史を発掘・発信」をテーマに薩摩の地でイベント企画や商品開発、情報発信をしています。( 山城の観光記念符「城郭符」や、歴史和菓子「雪窓院」を企画など)