【静岡】三島で湧水に癒やされる〜柿田川湧水群と三嶋大社を訪ねて〜

昔の話。

2015年8月、とても綺麗で癒やされる湧水があると聞いて静岡県の三島を訪ねた。

青春18きっぷを使い、東京駅から熱海駅まで電車で約1時間半。熱海駅で乗り換えて三島駅で降りる。

駅からはレンタサイクルの電動自転車に跨り、目的である柿田川湧水群に向かい、必死でペダルを漕いだ。

1.柿田川湧水群

駅から湧水群のある柿田川公園までは約20分程度。この公園内にいくつか湧水スポットがある。

立派な石の看板がお出迎え。柿田川公園。

公園に入ると、「柿田川湧水 この水飲めます。」の看板が。

夏の真っ只中であったので、水を見るだけで涼しくなる。

こちらは柄杓がおいてあり、水を飲むこともできた。

公園内には蔵を活用した「茶房 蔵」があった。湧水を使ったかき氷が食べられるのであろうか。

湧水第一展望台

ここの湧水は、富士山周辺に降った雪や雨が地下に浸透して、柿田川に湧き水として湧き出しているとのことであった。

湧水第一展望台からは、透き通った水の中で砂が舞う様子が見える。

湧水第二展望台

湧水第二展望台からは、コバルトブルーの神秘的な湧水を見ることができる。

この湧水をネットで見て、生で見てみたいと思いここまで来た。

神秘的な、また神聖な雰囲気の湧水。しばらく眺めていた。

湧き間

この2つの小さい井戸跡は、昔に製紙会社が使用していたとされるもの。ここからも水が湧いている。

柿田川湧水群の湧水の水量は一日100万トンにものぼり、日本一の湧水量を誇っているそう。

日本の名水百選」にも選ばれている。

マップ

2.三嶋大社

柿田川公園で湧水を見た後は、三嶋大社に立ち寄った。

三嶋大社は源頼朝が戦勝祈願に訪れた神社で、頼朝以後も鎌倉幕府将軍は代々参拝をしており、源氏ともゆかりのある場所。

人が多いと思ったら、お祭りをやっていた。

三嶋大祭りといって、夏の例祭にあわせて発展してきた三島を代表するお祭りだ。

ちょうど源頼朝の旗揚げ行列の最中だった。

源頼朝に扮するのは筧利夫さん。偶然にも芸能人を見たのでテンションが上ってしまった。

名前はわからないが、ぼんぼんみたいなのもや江戸の火消しの人たちが持ってそうなもので賑わう。

お神輿と担ぎ手の人たち。背中の「三嶋」がかっこいい。

拝殿と神輿。

偶然にも三嶋大祭りに遭遇できたのは良いことだった。

マップ

おわりに

以上が静岡県の三島を訪れたときの思い出だ。

青春18きっぷで遠出し、のんびり知らない街を歩いたり自転車で巡ったりするのも楽しい。

三島はまた綺麗な湧水を眺めに訪れたい場所だ。

では。

三嶋大社の参道で見かけた風鈴

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「埋もれた歴史を発掘・発信」をテーマに薩摩の地でイベント企画や商品開発、情報発信をしていました。( 山城の観光記念符「城郭符」や、歴史和菓子「雪窓院」を企画など)