はじめに
2020年11月23日。
秋の深まりを感じる季節、紅葉を楽しむために福岡市早良区にある紅葉八幡宮を訪れた。
福岡市地下鉄藤崎駅から徒歩で約10分という気軽に行ける距離が嬉しい。
紅葉八幡宮
紅葉八幡宮の由緒によると、室町時代の文明14年に橋本村に創建され、江戸時代の寛文6年には百道松原に遷座され、福岡藩と藩主黒田家の守護神として崇敬されてきた。この地には大正2年に遷座されたとのこと。
江戸時代には、福岡藩・黒田家の守護神として賑わい、当時の荘厳なる社殿は東の筥崎、南の太宰府、西の紅葉と並び賞賛されていたという。
境内にある手水鉢には鮮やかな花々が生けられ、参拝者たちは映える写真を撮るのに夢中であった。自分もその一人として、たくさんの写真を撮影した。
拝殿も紅葉色に染まり、とても素敵であった。
絵馬も紅葉仕様で、綺麗に並んでいる様子が印象的だった。
紅葉の見頃には少し早かったかもしれないが、秋の訪れをしっかり感じることができた。
御朱印
御朱印には紅葉が川面に浮かんでいるデザインが描かれていた。
後で知ったことだが、訪れた日の翌週にはもみじ祭が催され、限定御朱印があるとのこと。次回の楽しみが増えた。
また、紅葉八幡宮は専用のアプリで御朱印を読み込むと、神様や神主さんがARで現れるというユニークな取り組みをしており、とても面白かった。
▼参考サイト:紅葉八幡宮「日本初!御朱印帳×AR(拡張現実)のアプリ登場!」
宇賀稲荷神社
境内には稲荷神社もあった。
大正2年に紅葉八幡宮が西新町中東から遷座された際に、紅葉山山頂にあった宇賀神社と稲荷神社がここに遷され合祀されたものである。
防災 獅子頭
江戸時代より続く防災・無病息災を祈念する神事「獅子祭」にて用いられた獅子頭も展示されていた。
獅子の眼力は邪を祓うと伝えられているとのこと。
Map
さいごに
今回、紅葉八幡宮を訪れてみて、江戸時代には東の筥崎、南の太宰府、西の紅葉と並び賞賛されていたことを初めて知った。
ここで気になったのは、東・南・西はあるのに北がないこと。北の宗像とは言われていなかったのか、そんなことを考えながら紅葉を楽しんでいると、無性にもみじ饅頭が食べたくなった🍁
では。
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