【福岡】梅ヶ枝餅を食べに太宰府天満宮へ

はじめに

2020年7月に太宰府天満宮を訪れた。

太宰府駅

西鉄天神駅から太宰府駅で下車。駅のホームは朱色で良い感じだ。

nimocaが着物をきていた。

駅スタンプももちろんゲット!

太宰府天満宮

ここは福岡県太宰府市に鎮座する太宰府天満宮。

学問の神・菅原道真公を祀る神社⛩

太宰府天満宮の成り立ちは太宰府天満宮のサイトに記載がある。

道真公は、承和12年(845)に京都でお生まれになりました。幼少期より学問の才能を発揮され、努力を重ねられることで、一流の学者・政治家・文人としてご活躍なさいました。 しかし、無実ながら政略により京都から大宰府に流され、延喜3年(903)2月25日、道真公はお住まいであった大宰府政庁の南館(現在の榎社)において、ご生涯を終えられました。門弟であった味酒安行うまさけ やすゆきが御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなりました。延喜5年(905)、御墓所の上に祀廟しびょうが創建され、延喜19年(919)には勅命により立派なご社殿が建立されました。 その後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神てんまだいじざいてんじん」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになりました。
長い年月、道真公へのご崇敬は絶え間なく続き、御墓所でもある太宰府天満宮は全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮と称えられ、今日でも多くの参拝者が訪れています。

出典:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/about

菅原道真公が亡くなった場所に社殿ができたとは知らなかった。

御朱印

印の枠が梅型になっている。

夏の天神まつり

私が訪れた時は、太宰府天満宮では、菅原道真公の御生誕のお祝いと、無病息災を願う夏越の信仰が込められた「夏の天神まつり」が開催されていた。

夏の暑さの中、境内に飾られた風鈴の音色が、心地良い涼を感じさせてくれた🎐

動物たち

また、太宰府天満宮にて牛、鷽、麒麟と出会った。

一番印象に残っているのは麒麟。

特にお尻の穴が・・・笑

梅ヶ枝餅

参道では梅ヶ枝餅を美味しそうに食べてる人を多く見かけた。

ちなみに毎月25日はヨモギを使用した梅ヶ枝餅が販売されるので是非食べてみて欲しい。

珈琲風見鶏

太宰府天満宮の参道にあるハイカラ珈琲専門店。

店内の雰囲気は大正浪漫を感じさせてくれる。

ここは太宰府を訪れる度に立ち寄りたい喫茶店だ☕️

九州国立博物館

太宰府天満宮近くには九州国立博物館がある。

ここの常設展示はボリュームがある。何度来ても飽きない。

近くには大伴旅人の歌碑があった。

1つ目は、万葉集 巻四・五七四の「ここにありて 筑紫や何處 白雲の たなびく山の 方にしあるらし」。

現代語訳は、ここ(大和)から見て、筑紫はどこの方角だろう。白雲のたなびく山の方であるらしい。

太宰帥であった大伴旅人は天平二年(730)、大納言になり奈良の都に帰った。都に帰った後に太宰府を偲んで詠んだ歌らしい。

もう一つのは、「わが苑に 梅乃花散る久方の 天より雪の 流れくるかも」。

万葉集に所収された歌で梅花の宴で詠まれたもの。

令和ゆかりの地

太宰府は令和ゆかりの地。

「令和」の由来となった万葉集の序文は、市内にある坂本八幡宮が舞台といわれ、令和の典拠となった「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」の文言ゆかりの地。

730年、ここで大宰帥(だざいのそち=大宰府の長官)で歌人でもあった大伴旅人(おおとものたびと)が自身の邸宅に大宰府及び九州一円から役人を招いて、「梅花の宴」と呼ばれる歌会を開催しました。

そこでは梅をテーマに32首の歌が詠まれ、序文に先ほど紹介した令和の典拠となった 文言が記されていました。後に、旅人の子・家持(やかもち)が「梅花の宴」で詠まれた歌と序文を『万葉集』に収めました。これが新元号「令和」の典拠となったのです。

出典:https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/howto/dazaifu-guide

さいごに

太宰府は学問の神様で有名なので訪れたことある人は多いだろう。

太宰府天満宮や九州国立博物館は何度か行ったことあるが、それ以外の宝満山や竈門神社、坂本八幡宮や太宰府政庁跡には実はまだ行ったことがない。

万葉集に収められている太宰府の坂本八幡宮で詠まれた歌が令和の典拠となったとのことなので、次回は万葉集を勉強してから太宰府を訪れるとより楽しめそうだ。

では。

新しい鷽と古い鷽と一緒に写真撮影

参考:福岡の神社の記事

【福岡】紅葉八幡宮で紅葉散歩

【福岡】筥崎宮で紫陽花散歩

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「埋もれた歴史を発掘・発信」をテーマに薩摩の地でイベント企画や商品開発、情報発信をしていました。( 山城の観光記念符「城郭符」や、歴史和菓子「雪窓院」を企画など)