はじめに
2021年3月21日。
博多港から高速船QUEEN BEETLEに乗船してきた。
QUEEN BEETLEは本来、釜山と博多港を結ぶ船だが、このご時世のため停止中。
その代わりに現在は国内遊覧コースができており、自分たちは沖ノ島遊覧コースに参加した。
▼参考:【期間限定】QUEEN BEETLEで行く国内遊覧コース
博多港にはQUEEN BEETLEの模型が展示されていた。カッコいい。
QUEEN BEETLE
今回乗ったQUEEN BEETLEという新しい船。
海にうかぶ、海をはしる、海とあそぶ・たのしむ、赤いウミトブカブトムシですとのこと。
JR九州などで多くの観光列車にも関わっているしている水戸岡鋭治氏のデザインだ。
船内
1階はスタンダードクラスや、カフェ&バーとなっている。
2階はビジネスクラスや免税店がある。
3階は展望室とデッキがある。
グッズ
QUEENBEETLEのポストカードはとてもお洒落。
ピンバッチやマグネット、マスキングテープ、クリアファイル、ボールペンなど色々あった。
沖ノ島へ
船が出港すると、大島の近くを通り、沖ノ島へ向かった。
大島
まずは大島へ。
船から大島の宗像大社・中津宮を遥拝。
次は沖津宮の沖ノ島へむかう。
沖ノ島
神宿る島・沖ノ島。
沖ノ島は島全体が信仰の対象で、宗像大社・沖津宮が鎮座し、神職の方が10日おきに交代で常駐する。
島の近くにある小屋島、御門柱、天狗岩。
神職の方々は、鳥居の役割であるこれらの岩礁の間を通り入島するとのこと。
沖ノ島の宗像大社・沖津宮に向かって船内で遥拝した。
沖ノ島の禁忌
一、島で見聞きしたことを口外してはならない。(「不言様(おいわずさま)」)
一、一木一草一石たりとも持ち出してはならない。
一、入島する際は全裸になり海中で穢れをはらう「禊」をしなければならない。
禁忌が守られてきたからこそ、沖ノ島の遺産が受け継がれてきた。
宗像三女神
宗像大社は宗像三女神を祀る神社の総称だ。
①宗像大社・辺津宮:市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
②宗像大社・中津宮:湍津姫神(たぎつひめのかみ)
③宗像大社・沖津宮:田心姫神(たごりひめのかみ)
さいごに
今回はQUEEN BEETLEと沖ノ島について紹介した。
沖ノ島や宗像大社は、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産にもなっている。
沖ノ島は女人禁制だったり、全裸で海に入り禊をしないといけないなど制約が多い。現在は世界遺産にもなったので、神職の方や研究者しかは入れないみたいだ。
こういった制約があるからこそ、海の正倉院としての今があるのだろう。
まだまだ知らないことが多いので、宗像大社の由緒なども勉強しつつ辺津宮や中津宮にも行こうと思う。(実は、宗像三女神の名前は「刀使の巫女」というアニメで覚えた。)
では。
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