【初めての方必見!】入来麓武家屋敷群の歩き方。

こんにちは。スーグル(@vsoogle)です。

入来麓武家屋敷群をご存知だろうか。

鹿児島にある武家屋敷というと知覧を思い浮かぶ人が多いのではないか。または、出水もあるよ!という声も出てくるかもしれない。

実は薩摩川内市の入来にも武家屋敷があるのだ。知覧、出水、入来の3つを、鹿児島三大武家屋敷として県でPRしている。

今回はその入来麓武家屋敷群について紹介(飲食店は別途紹介予定)。

概要

鎌倉時代に関東から渋谷一族がやってきた。五人の兄弟がそれぞれ住み着き、それぞれの土地の名前を名乗った。渋谷定心の家系が入来院氏を名乗り、勢力を伸ばしていった。

戦国時代には戦国時代に入来院重聡の娘の雪窓院が島津貴久に嫁ぎ、入来院氏と島津氏の結びつきが強くなる。しかし、その後関係が悪化、入来院氏は島津氏に降伏した。

入来院氏は、明治維新まで入来の地を治め続けることとなった。

入来麓武家屋敷群は、入来麓伝統的建造物群保存地区に指定され、歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになった。

参考URL伝統的建造物群保存地区

おすすめルート

以下、上記赤でなぞったおすすめルート。じっくり回って約1時間だ。

①駐車場
②入来麓観光案内所
③入来郷土館
④お仮屋馬場(入来小学校)
⑤清色城
⑥赤城神社
⑦旧増田家住宅
⑧茅葺門

①駐車場

入来支所前駐車場。武家屋敷群の看板が目印。入来麓武家屋敷群での駐車場は基本的にここのみとなる。

MAP:入来麓武家屋敷群駐車場

②入来麓観光案内所

入来麓武家屋敷群の案内マップがあるので立ち寄り必須。お土産品もあるのでぜひ。

城郭符がおすすめ!

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MAP:入来麓観光案内所

③入来郷土館

入来の歴史が詰まった資料館。十字架を持った田の神さぁ、入来神舞、入来文書など。

MAP:入来郷土館

④お仮屋馬場(入来小学校)

お堀の前にある御仮屋馬場は、乗馬訓練や武芸の稽古などが行われていた。明治になると、若者太刀の三大年中行事として正月の鬼火焚き、7月の諏訪神社の太鼓踊り、十五夜の綱引きが行われていた。

御仮屋は領主館があった場所。

◯寝西郷(ねさいごう)

入来小学校へ向かう階段を上り、振り返ると山が見える。黄色く囲った部分、これが「寝西郷(ねさいごう)」だ。

西郷隆盛が横たわっているように見えることから寝西郷と呼ばれるようになった。昔から巨人が横になっていると言われていた。

◯玉石垣

入来麓の石垣は、玉石垣を使用して作られている。

玉石垣とは、川に落ちている丸い石。江戸時代までは、上士以外の石垣は玉石垣しか認められていなかったらしい。

「野面(野石)乱積み方式」と呼ばれる工法で積まれており、一つの石を中心に6〜7個の玉石が囲むように配置され、基礎石(根石)と押さえの上の石は大きな石を使っている。

生垣にはお茶の木、いすの木、いぬまきの木などが植えられている。お茶の木は自家用としてお茶を栽培する役割だけでなく、根が垂直に伸びある性質から石垣を傷めないようにも配慮された結果植えられている。

MAP:お仮屋馬場

⑤清色城

入来が誇る山城「清色城」。複数の曲輪からなる山城で、堀切は迫力あり。

山城を攻めるのは秋の終わりから冬がおすすめ。

MAP:清色城

⑥赤城神社

武家集落唯一の神社であり、ご祭神は「月読之命」で古代隼人族の守護神。もともとは清色城にあった神社と言われている。

MAP:赤城神社

⑦旧増田家住宅

日本昔話にでてきそうな茅葺屋根の家屋。無料でガイドしていただける。

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MAP:旧増田家住宅

⑧茅葺門

入来院家臣団筆頭家老の屋敷で庶流入来院家の武家門。入来麓武家屋敷群のシンボル的存在。現在人が住んでおられるので中への立ち入りは禁止。

MAP:茅葺門

まとめ

入来麓武家屋敷群は、完全に観光地化されておらず、現在も人々の暮らしがうかがえる場所だ。農作業しているおばあちゃんや、石垣や道の清掃をしている人、小学校にある石畳みの階段やお堀で遊ぶ子どもたち。

入来小学校の子どもたちは、歴史ジュニアガイドというものをやっている。

子供の頃に、地元の歴史を観光客に説明する経験をしているのは素晴らしいことだと思う。子どもたちが自分たちの生まれた故郷を好きになり、大人になって守っていくというのが理想だなあと感じた。

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ではでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

「埋もれた歴史を発掘・発信」をテーマに薩摩の地でイベント企画や商品開発、情報発信をしています。( 山城の観光記念符「城郭符」や、歴史和菓子「雪窓院」を企画など)